2009.4.3〜2009.4.7
我が旅路に果てはなく
阿蘇神社、阿蘇山上神社、(西浦三寶荒神社)、(総社宮)、(出水神社)、(藤崎八旛宮)、(加藤神社)、(熊本県護国神社)、(熊本稲荷神社)、(熊本大神宮)、(とある神社)、(八坂神社)


謝辞

 今回の旅において、2009年4月4日に熊本県の阿蘇神社への参拝を終え、2002年9月21日から始めた一の宮巡拝を、一巡り達成することができました。
 御朱印の対応をして下さった神社関係者の皆様、そして旅先でお世話になった皆様に、この場を借りまして御礼申し上げます。


はじめに

 昨年の四月初旬、関西のとある神社の春祭を訪ねた。今年も休暇をやりくりして訪ねる予定であったのであるが、今年は4月6日月曜日が祭の日と決まったようだ。
 月曜日は平日であるので休暇を取得せねばならないが祭の終了時間によるが、その日のうちに帰仙するのは難しいかもしれないので、さらに翌日火曜日も休暇を取得する必要がある。
 この2日の休暇に関しては、昨年度の休日出勤に伴う代休が1日取得されないまま残っている状況であったし、年度切り替わり時期で比較的暇な時期であったので、このどさくさに紛れ、もう1日年休をこの旅の為に取得することは難しいものではなかった。実際はこの旅の為の休暇を取得しやすいように作為的に代休を1日残しておいたという表現が正しいのであるが...。
 せっかく関西まで移動するのであれば、旅程が、4月6日、7日の月、火2日のみということはあり得ない。4月4日の土曜日からの4日間、正確には4月3日のうちに羽田まで移動しておくこととして、5日間で旅の計画を立てることにした。春祭の前日までの土日の予定であるが、岡山や尾道まで足を伸ばそうかという考えもあったが、今回は一の宮で未参拝となっていた最後の一社、熊本県の一の宮、阿蘇神社への参拝を計画に組み込むことにした。
 今回はJALの特典航空券を利用する方向で考えていた。また仙台-東京間の新幹線チケットが1枚、いつも利用するホテルグループの無料宿泊券も何枚か手元にある。これらを有効に活用する。  金曜日の終業後新幹線で東京まで移動し、翌日の朝一番の飛行機で熊本入りし、熊本で一泊する。日曜日の最終の伊丹行きの便で大阪入りし、月曜日に春祭へ。火曜日は京都散策後、伊丹から仙台へというだいたいのプランをたてた。
 幸い、土曜日朝一番の羽田-熊本便、火曜日の最終の伊丹-仙台便をマイルで確保でき、また日曜日の熊本-伊丹便JALの先得(格安)のチケットで確保できた。これにあわせてホテルを予約した。春祭終了後は、久しぶりに京都の親戚宅を訪ね一泊させていただくことにした。
 旅立ちを前に、撮影機材を一式を整備し、そして阿蘇神社では一の宮巡拝が無事一巡り完了することができた(できる)ことへの御礼と報告、そしてこれからも良い旅を続けて行きたいという思いから道中安全の祈願用と、そして、関西のとある神社での春祭用に、大変きたない字ではあるが熨斗袋の準備も行った。

さて、今回の巡拝記を執筆していると、内容が盛りだくさんの為、少々長くなってしまった。文才がないことを痛感させられているが...。
前編、後編に分けて掲載させていただきたいと思う。


 我が旅路に果てはなく (前編)

 我が旅路に果てはなく (後編)



 最後に

 この巡拝記を書き連ねていると、ちょうど阿蘇神社様より参拝御礼の絵葉書が届いた。この葉書を眺めながら今回の旅の様子を思い出している。雄大な阿蘇の風景を眺め、熊本城や水前寺公園を散策したことなど、予定を押し込むことなく肥後の地を気の向くまま巡ることができた。そして関西では、とある神社での春祭りや、久しぶりに伯父殿と京都散策等、日ごろの業務を忘れてのんびりとした春の旅を満喫することができた。
 さて、今回の旅で、2002年9月21日に開始した一の宮巡拝が一巡り完了したことになる。約6年7か月をかけ日本全国巡ったことになる。この巡拝記も69回目の執筆となった。
 時々以前書き綴った文章や、撮影した写真等を見返すが、どの旅も、その土地の文化や歴史、風土等何かしら新しい発見があり素晴らしいものであったと思う。そして、様々な方に巡り会うことができたことは、何よりの宝のように思う。
 一の宮巡拝という目標は達成することができたが、旅はまだまだ続けていきたい。一の宮巡拝を始めた頃、早足で通り過ぎたため、大変残念に思っている地方がある。その地方には再び訪れたいと考えている。また、旅先でできた友人を訪ねたりといった旅も良いであろう。そして、これまでの旅を通して、色々お話をお聞きしたり、自分で調べたりして、訪れてみたい地も多く、また、さまざまなものにも興味をもった。こういった地を訪ねてみるのも良いであろう。
 だが、これらの新たなる旅を計画し、実行する前に、まずは、これまでお世話になった皆さんに、一の宮巡拝を達成できたことをお知らせし、御礼の言葉をお伝えしなければならいと考えている。



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