2011.7.17 (2011.7.16〜2011.7.17)
筑波山登山(一の宮巡拝記外伝 31)
(筑波山神社)、(筑波山神社女体山御本殿)、(筑波山神社男体山御本殿)
はじめに
7月の海の日近辺の連休は旅の友人小林氏と登山を行うのが年中行事になっている。
例年、この3日間の連休をうまく使って、登山を中心とした旅を楽しんできた。
今年は、3月11日に震災が小生の住む東北を襲い、その影響が大きくなかなか計画を立てることができずにいた。
5月に入り、幸いにも小生の生活は落ち着きを取り戻し、出張なども通常通り、いや、通常以上に行われるようになってきた。
まわりを見渡せば、いまだ新幹線は暫定ダイヤで運行されていたり、仙台空港も、空港と仙台間を繋ぐアクセス鉄道も全線復旧しておらず元通りの運用とまではいっていない。
そのようなこともあったので、今年の登山は中止も考えたが、年中行事でもあるし、しばられてばかりいても良いことはないので、小林氏と相談し、今年はあまり遠出はせず、無理ない程度で楽しむことを考えることにした。
今年は筑波山登山を行うこととし、宿泊なしの日帰り。小生は宿泊は発生するが...。そして移動には公共交通機関を使用することとした。
今回の巡拝記は小生のブログに公開した内容を再構成して記させていただく。
7月17日
今回は、小林氏が小生のことを考え、比較的無理のないな計画を立ててくれることになっていた。
当日朝に秋葉原で待ち合わせし、つくばエクスプレスで筑波へ。 これまでつくばエクスプレスは何度か利用したことがあったが、地下区間のみであった。
今回全線利用したが、非常に快適であった。カーブがほとんどないルートであるので、スピードも速く、筑波-秋葉原間を短時間で繋いでいる。
筑波からは、バスにゆられて、登山口の筑波神社へと向かった。
会社の同僚からは、筑波山はケーブルカーがあるから、(登山は)楽である。と聞いていた。であるので、かなり軽い気持ちで今回の登山に小生は臨んでいた。
はじめに筑波神社拝殿に向かい参拝し、社務所で御朱印をお受けした後、御朱印をお受けし、ケーブルカー口へと...。
○○さん、ちょっとまって下さい...。
これまで、3000メータークラスの山々を一緒に登ってきた○○さんともあろう人が、何を言ってるんですか。登りますよ。
...。
というやりとりがあり、登山を開始した。
小林氏によれば、877m位の日帰り登山自体が、小生のことを考えた楽な旅程だったようだ。
ちなみに、筑波山は、茨城県つくば市北端にある標高877mの山。西側に位置する男体山(標高871m)と東側に位置する女体山(標高877m)からなる。雅称は紫峰(しほう)。筑波嶺(つくばね)という異称も持つ。
ケーブルカーを使用するつもりであったところを、登ることを急遽知らされた小生。
標高のさほど高い山ではないけれども、精神的準備がないままの登山はかなりきついものとなった。
そして、筑波山女体山山頂に到着。
まず、女体山本殿に参拝。
これが三角点である。
登頂の証拠である。
遠くに男体山が見える...。
これから向かうことになる。
女体山頂上から、男体山に向かう前に女体山本殿横の社務所で御朱印をお受けすることができた。
女体山頂上にて
遠くに男体山が見える
そして、男体山に登り、男体山本殿に参拝。
今回の目的は全て達成したと言ってよい。
例年に比べれば標高は低い山であったけれども、きちんと今年も自分の足で登ることができた。
やはり、ケーブルカーを使わずに登って良かったと思う。
大汗をかいたが、山頂の風が大変心地よかった...。
こればかりは、真面目に登ったから感じられたのだと思う。
同じ年代の同僚達には絶対に負けないという、自信にもなった。
いつもながらであるが、旅の友人、小林氏には感謝である。
そして、
初めて、ガマの油の大道芸を観ることができた。
熟練の芸、そして話術である。
一枚が二枚、二枚が四枚、四枚が八枚...。
この有名な語りを生で観、聴くことができた。
おわりに
さて、来年はどのような計画を立てようか。
どこかの島に渡ってみるのも良いかもしれない。。
1泊くらいはしたい、次の日考えずに飲むのも楽しみの一つであるし。