2010.10.9
熊野大社詣で(一の宮巡拝記外伝 29)
熊野大社
はじめに
山形県南陽の熊野大社さんは、小生の誕生月になると誕生守を送付くださることは毎年この巡拝記で紹介させていただいてきた。
今年もお守りが届き、参拝の時期がやってきた。今回は自動車を新しくしたこともあり、さくら(新車の愛称)で参拝することにした。
また、さくらの先代の自動車、愛称フジ丸はこの神社さんで交通安全のご祈祷を受けているので、さくらもこの神社様でご祈祷をお願いすることにした。
10月9日
休日のスケジュールが合わず、小生の誕生月は9月であるのだが、少々遅れてこの日参拝することとなった。この日さくらの交通安全のご祈祷をお願いしたい旨は予め連絡させていただいている。この日は3連休の始まりの日であるが、仏滅であった。しかし神様と仏様に関係があるとも思えず、またむしろ神社さんが空いていてよいのではないかと、連休中のあえてこの日を選んだ。
天気は生憎の曇り雨であった。途中高畠道の駅に立ち寄る。恒例となった山形の幸を求めるためである。ちょうど、高畠の町のお祭が開催されているらしい。
葡萄などのこの地方の幸を買い込とゲームの参加券が手渡された。お米の重量当てゲームである。ボールに1Kgのお米をピタリ入れることができれば、1Kgのお米が頂ける。ニアピンであれば2合のお米を頂けるのだという。どの位の誤差がニアピンであるという説明は当然ながらなされない。雰囲気でよいのが地元のお祭である。
チャレンジしてみると、1Kgから15gオーバー...。本当に惜しい。ニアピンということで、2合のお米を頂いた。
また出店がでていた。覗いてみると、山形名物のいも煮、牛スジ煮込みなど温かい食べ物もある。そう言えば昨年もこの時期参拝途中で立ち寄った際にはいも煮を食したことを思い出した。今年は牛スジ煮こみにしてみた。具もたくさん入っており大変旨い。ビールが欲しくなったが車であるのが残念。このことを地元の年配の男性に話すと、せっかくカメラを持っているのだから、カメラで写真を撮っていき、家についたら写真を見ながら一杯やればよいと言うのである。なかなか洒落が効いており面白く周り皆で笑った。
高畠にて
牛スジ煮込み
高畠にて
天気が今一つなのが残念
高畠ワイナリーでも催し物をしているとのことだったので、立ち寄ってみることにした。
ずいぶん人が出ていた。ワインの試飲などもできるのであるが、残念...車である。ワインを一本購入した。飲めないのが残念であったのでやけ買いしたわけではなく、友人にプレゼントしたいと考えたからである。
熊野大社
高畠から赤湯を抜け、南陽の熊野大社へ。天候はやはり、曇り雨の状態である。大雨ではない。
拝殿下の参集殿前の駐車場に車を停める。神社近くでは菊人形のイベント時期なので駐車場整理の方がおられたが、神社参拝が目的なので問題なく駐車することができた。
石段を登り拝殿に向かい、まずは参拝させていただいた。
少しすると12:00となり、久しぶりに熊野大社の時の鐘の音を聞くことができた。今日はお若い神職の方が鐘を突いておられた。
さくらのご祈祷は13:30にお願いしていた。授与所でその旨申し出ると、時間になったら自動車は拝殿前へとのことであった。
以前フジ丸のご祈祷をお願いしていたのであるが、拝殿への車道を忘れてしまった。(参拝時は駐車場から石段を用いる故...)
丁度休憩であろうか、神社の女性が境内下の駐車場前の参集殿に向かうところだったので、一緒に下り雑談をさせていただきながら、道を確認させていただいた。
ご祈祷まで少し時間があったので、境内の茶屋に顔を出す。ここのおばさんと話すのもこの神社参拝時の楽しみの一つである。
手土産をお渡しすると、山形こんにゃくをご馳走してくださった。そしてお土産にと漬物までいただいてしまった。いつものことであるが申し訳ない。
13:00を回ったので、さくらを拝殿前へ。
時間は少し早かったのであるが、準備を進めて下さり、ご祈祷を執り行ってくださった。
お若い神職さんと、先ほど道をお聞きした女性が担当下さり、大変丁寧に執り行っていただいた。
帰路
ご祈祷も終わり、社務所に御礼も済ませたので、熊野大社を後にすることにした。
その前に茶屋のおばちゃんのところに立ち寄り、少々お茶をしながら四方山話などを....。
また来ますと席を立ち、時計を見ると帰仙には時間があったので、少々寄り道になるのであるが、尾花沢方面に足を伸ばしてみることにした。
尾花沢といえばスイカである。スイカ関連の製品が案外見つかるものだ。面白いので少し購入した。用途と詳細は省略。
道の駅尾花沢にて
道の駅尾花沢にて
スイカのテーブルを発見
道の駅尾花沢にて
道の駅尾花沢にて
まさにスイカの国
最後に
少々天気がよろしくなかったのは残念であったが、今年も少々遅れての誕生月参りを行うことができた。
また、さくらのお祓いも合わせて執り行っていただくこともできた。
さくらは、地元の金蛇さん、西国のとある神社様、そして熊野大社さんの3社の神様の守護を受けることになるのである。
ここまで皆さんの加護をいただいているので、もう何か起こった場合は、小生の責任でしかない。それくらいの気持ちで安全には気を配っていきたいと思う。