2009.12.3〜2009.12.7
約束の地へ(一の宮巡拝記外伝 24)
(出水神社)、(熊本城稲荷神社)、(加藤神社)、(照國神社)、(大御神社)、(鵜戸神宮)、(蒲生八幡神社)、(太宰府天満宮)

はじめに

 今回の旅は以前、5月に薩摩の地を訪れた時に既に計画は開始されていた。
 鹿児島の地を訪れる際にはかならずお世話になる山根の親仁殿より、今度来た時には鹿児島を案内して下さるとのお話をいただき、12月初旬の土日などはどうであろうと、親仁殿、そして鹿児島の飲み友達のイブさんと話を進めていたのある。
 会社には薩摩から戻りすぐに12月の初旬には休む旨を申告した。
 日程が決まれば、全てを押さえることは容易いことである。航空券が申し込み可能となる時期を待ち、安価な航空券を予約し、ホテルやレンタカーも押さえた。今回は仙台-福岡便を使用し陸路鹿児島に移動する計画である。またせっかく休みを取り鹿児島まで行くので、途中熊本に立ち寄り家の用事もこなすことを考えた。
 全ての準備は早々に整えられたので、お約束通り12月初旬には鹿児島に伺う旨親仁殿、そして鹿児島の友人イブさんには連絡をいれた。
 
 旅立ちの日までの間、不定期ではあるが親仁殿、イブさんとのやりとりがあり案外楽しかった。
 そして、友人達の顔を思い浮かべながら土産を選ぶのも非常に楽しかった。

大まかに立てた計画は下記の通りである。
12月3日
 午後休暇(半休)を取得し、福岡経由で熊本まで
 熊本泊
12月4日
 家の用事をこなし、余暇は熊本散策し、鹿児島へ
 夜は山根さんへ
12月5日
 宮崎方面の神社巡り
 夜は山根さんへ
12月6日
 山根の親仁殿の案内で鹿児島散策
12月7日
 福岡に移動
 福岡近辺散策後、仙台へ


12月3日

仙台空港にて(かんぱいセット)仙台空港にて 仕事の状況的には楽な時期ではなく、割り込みの仕事もかなり飛び込んできたが、なんとか予定通り休みは確保した。
 打ち合わせが少々長引いたが想定の範囲内である。昼過ぎに少々遅れて会社を出る。仙台の天気は残念ながら雨であるが、現地は問題はないようなので、あまり天気のことは考えないことにした。
 カミさんに送ってもらい、仙台駅に向かう。
 仙台駅で土産物を買い足しし、仙台空港へ向かうべくホームに向かうと、ほとんど待ち時間なく13:27発の仙台空港アクセス鉄道に乗ることができた。
 空港に着き、今回はJALにお世話になるので、JALのチェックイン機に向かい、すぐに手続きを済ませ、手荷物カウンターで手荷物を預けた。
 土産物屋を覗いた後、手荷物検査場に向かう。今回はパソコンを持っていたり、土産物にお酒を持っていたりしたので手荷物検査場で取り出して検査を受ける品目が多く、少々時間を要した。
 待合ロビーに入る。少々お腹が空いている。この日は朝から何も食べていなかった。
 待合ロビーの伊達な茶屋で、かんぱいセット(牛タンセット)をつい注文してしまった。生ビール、牛タン焼き(案外厚め)3枚、漬物のセットで800円であった。牛タンも美味しく非常にコストパフォーマンスがよいと思う。



熊本へ

チェックイン(リッチモンドホテル熊本新市街) 機内では、研修も終盤といったところであろうか、客室乗務員の玉子さん達もおられ、客室乗務員1人あたりの接客数も少ないこともあったであろうし、研修中ということもあり、非常に丁寧な応対を受けた。人を減らして効率化を求めるのも重要であるが、やり過ぎはいかがなものかとも考えさせられてしまう。
 さて、JAL3583便は18:10過ぎ、福岡空港へ到着した。5分ほど早い到着といったところであろうか。天候は晴れ、大変暖かい。
 預け荷物は待つことなく受け取ることができ、そのままバスターミナルに向ってみる。
 すると、ちょうど、18:20発の熊本行きの"ひのくに号"が出発するところで、駆け込みで乗ることができた。飛行機が早着してくれたおかげで予定より1本早い(1時間早い)バスに乗ることができた。
 20:30頃、バスは熊本バスセンターに到着した。
 バスセンターから常宿のリッチモンドホテル熊本新市街までは目と鼻の先である。20:40にチェックインした。その際に翌朝の朝食券も手配した。



熊本の夜

 大荷物を置き、夕食の為に外出する。その前に少し夜の熊本市内を流す。ライトアップされた熊本城や、12月ということもあり、イルミネーションで彩られた熊本の街を見て歩くことができた。
 夕食は、熊本でいつもお世話になるまるた庵さんの暖簾をくぐった。
 「○○さん!!、お久しぶりです。業者さんかとおもいましたよ!!」と御主人が小生の顔を見るなり、招き入れてくれた。
 「以前こられた時には、シャクをお勧めしたので、ちょっと間があきましたね。」と御主人。覚えていて下さったことが非常にうれしかった。
 この日は、仙台で空港で牛タンを3枚つまんだ程度で、空腹であったので、生ビールとともに、チーズチキンカツを注文してまずはお腹を満たした。その後、やっこと、焼きで太刀魚をさかなに、日本酒”通潤”をいただいていると、レバ(馬)刺しを出して下さった。ゴマ油でいただくのであるが、生くささがまったくなく、大変美味しくいただくことができた。
 「午後4:00頃仙台を出て、9:00過ぎにはこうして熊本で飲んでいることができるとはなんと便利な世の中になったのでしょう。」
 と話すと、「あまりに便利になっちゃうと、日帰りになって、ゆっくり飲むことができなくなってしまうかもしれませんよ。」と言われ、あまり便利すぎるのもと笑った。
 また来年もお邪魔することになると思います。またよろしくお願いします。

夜の熊本散策

夜の熊本散策
清正公像と熊本城

清正公像と熊本城

遠くに清正公像と熊本城が
見えてきた。
清正公に御挨拶

清正公に御挨拶
 
夜のおてもやん像

夜のおてもやん像
まるた庵へ

まるた庵へ
レバ刺し

レバ刺し
御主人

御主人

今回も美味しいお料理
ありがとうございました。
電車の走る街

電車の走る街


 ホテルには23:00頃戻った。朝食は6:30からとることが可能であるので、6:00にアラームをセットし、翌日に備えすぐに横になった。


12月4日

朝食(だご汁定食) 6:00起床。天気予報によればこの日は晴れ。
 身支度をある程度整え、朝食をとるためホテル1Fのいねやへ。熊本名物のだご汁定食を注文。朝食をしっかりといただいた。
 7:00少し前にチェックアウトし、市電で一旦熊本駅に向う。この日は鹿児島へ九州新幹線つばめで移動する予定であるが、家の用事を済ませた後の移動となる。そのため、この日最終的にどのような経路で熊本駅に向うことになるか予想できないので、はじめに大荷物を熊本駅のコインロッカーに預けることにしたのである。
 熊本駅はつばめの開業に向け改装中である。市電停留所から少々遠回りをして駅舎に入りコインロッカーに大荷物を預けた後、市電の健軍行きに乗り、水前寺公園を目指した。


出水神社

 土産物屋が立ち並ぶ出水神社参道へは7:50頃の到着となった。早速出水神社が鎮座する水前寺公園に入ろうとすると、門が閉ざされている。庭園拝観に休業日があるのであろうか、以前訪れた時にはこの時間は既に開いていたはずである。入口横に張り紙があり、12/1〜2/末は8:30、3/1〜11/末は7:30開園とのことであった。到着が少々早すぎたようだ。開園時間まで少々周囲を散策して、開園時間をまって入園した。
 公園内では、まだ朝早かったということもあり清掃が行われていた。
 池の周りを少し歩き、鳥居をくぐり出水神社拝殿前に出ると、見事な銀杏の木が迎えてくれた。お参りさせていただいた後少し時間をかけて拝殿と銀杏の木を撮影させていただいた。
 授与所にてお話をお聞きすると、銀杏は今年は暖かかったので、色付くのが遅く、ちょうどこの時が見ごろだったようだ。この季節もよいが、桜の時期にもぜひと勧めて下さった。そういえば、この年の4月に参拝させていただいた時には、ほぼ桜が終わっていたことを思い出し、その話をすると、例年であれば3月20日過ぎが見ごろとのこと。機会があれば、ぜひその時期に参拝させていただきたい。

出水神社参道

出水神社参道

土産物屋もまだ準備中。
水前寺公園

水前寺公園

朝日がまぶしい。
出水神社拝殿へ向う

出水神社拝殿へ向う

鳥居の向こうに、
見事な銀杏の木が見えてきた。
 
拝殿と銀杏の木

拝殿と銀杏の木
拝殿と銀杏の木

拝殿と銀杏の木
拝殿と銀杏の木

拝殿と銀杏の木



熊本城稲荷神社

熊本城稲荷神社 家の用事の時間までは少々間がある。
 電車にて熊本市街に戻った後、熊本城稲荷神社に参拝することにした。熊本城稲荷神社は熊本城の入口の一つ須戸口門の前に鎮座しておりちょうど通り道と言ってもよい。
 石段を登り拝殿前に進み参拝させていただいた。ちょうど授与所を開いたところであったのであろうか、清掃などがおこなわれていた。この日は特に授与品などはお受けせず熊本城稲荷神社を後にした。



加藤神社

 11:00過ぎにに用事は終わった。この日鹿児島への移動の為に予約していたつばめリレー号は13:31熊本発である。それまでには間があったので、加藤神社に参拝することにした。
 タクシーにて加藤神社に向う。その中で運転手さんが面白い話をしてくれた。神社はお願いに行く場所ではなくて、お礼に行く場所と考えたほうがよいという。何事も、まずは自分の努力であって、なにもしないで得られるものはないという考えなのであろう。この考えには共感でき、なかなかよいお話を聞かせていただいたと思った。
 加藤神社に着き、参拝させていただくために拝殿前に進む。平日であるが参拝者は多い。お宮参りや少々遅い七五三の参拝者のようだ。
 参拝後、授与所にてお守りと、加藤清正にちなんだ、キヨマサ君ストラップをお受けした。
 この神社様に以前お参りした際、神職さんにここから見る熊本城もなかなかのものであると教えていただいた。今回もしばし境内から熊本城を眺めた。何度見ても飽きることはなかった。
 授与所にて熊本駅へ向うのであるが、どのように行けばよいかをお聞きすると、市電が一番よいと授与所におられた女性が教えて下さったので、それに従って移動してみることにした。

清正公ののぼり立つ

清正公ののぼり立つ
加藤神社拝殿

加藤神社拝殿
加藤神社よりの眺め

加藤神社よりの眺め



つばめ

 加藤神社の女性に教えていただいた通り、市電で熊本城から熊本駅まで移動し、預け荷物をコインロッカーから取り出して時計を見ると指定席を購入した列車の1本前の列車に乗車することができるようだ。考えたのが、新八代まで1本早いリレー号の自由席で移動して、新八代で列車の写真を撮影して時間を過ごし、指定の列車で鹿児島に向うという行程。
 しかし、よくわからないのが、つばめリレー号と、つばめとの乗り換えの時の指定席の扱いである。指定のリレー号に乗らなくても、つばめ側の指定席は保持されるものなのか?。JR通の人であればなんら心配することはないような事でもこういったことはとんとわからない。平日でもあるし、つばめの自由席が満員ということもないであろうから心配する必要もないとは思うのであるが。
 改札のJRの女性に聞いてみるとなんら問題はないとのことであったので、1本早い12:52発のリレー号で新八代へ向かった。
 新八代駅では、急遽たてた計画の通り、連結できるつばめの自由席には乗らず、列車を撮影し指定のつばめを待った。
 13:54につばめは新八代を出発した。つばめにはこれまでも何度か乗車しているが、鹿児島方面に向かう列車に乗車するのは、はじめてである。窓側の席で、また、ちょうど陽の光がまぶしい時間帯であったので、シェードを下ろして見ると、木製のシェードで、木製の椅子の背もたれとマッチしてなかなか日本色が出されていると感じた。

つばめリレー号入線

つばめリレー号入線
つばめリレー号

つばめリレー号

1本早い列車で新八代へ。
  
新八代駅にて

新八代駅にて

連結できるつばめには乗らず
指定のある列車を待つ。
つばめ11号入線

つばめ11号入線
 
つばめ

つばめ
つばめ

つばめ
つばめにて

つばめにて

車内には
木がふんだんに使われている。
つばめにて

つばめにて

木製のシェード
鹿児島中央駅到着

鹿児島中央駅到着



鹿児島着

鹿児島中央駅市電で天文館へ 14:34つばめは定刻通り、鹿児島中央駅に到着した。何度かお世話になった改札前に並ぶの土産物屋は改装中で仮店舗で営業しているようだ。
 まずはホテルに向うことにする。大荷物を置いてから鹿児島の街を散策しようと考えたのである。
 鹿児島中央駅から市電に乗り、天文館方面へ向う。
 常宿の天文館の東横インのチェックイン可能時間15:00にチェックインし、すぐに鹿児島市街の散策に出かける。その際これから車を借り受ける予定で、いつも紹介を受ける駐車場は出庫時間に制限があるので、明日早く出庫したいので時間制限のない駐車場を紹介してほしい旨を相談すると、24時間出庫可能な提携駐車場を紹介してくれた。

 この日はまだ昼食をとっていなかったので、天文館ののり一でラーメンを食した。ラーメン中300円+玉子50円のしめて350円。安くて大変おいしい。今以前記した記録を読み返してみると、これでも初めて訪ねた時の値段から値上げが行われたようだ。

のり一で少し遅い昼食

のり一で少し遅い昼食
座るとお茶と沢庵が出てくる

座るとお茶と沢庵が出てくる
のり一のラーメン

のり一のラーメン



照國神社

 鹿児島を訪ねたならば、色々せねばならないと勝手に決めていることの一つに照國神社への参拝がある。この神社の御祭神である島津斉彬公に惹かれるものを感じているからである。
 参拝させていただき、授与所にてお守りをお受けした。ちょうど授与所を閉められるところだったようで、かけこみでお受けすることになったのであるが、授与所の開いている時間は基本的には9:00〜16:00だそうだ。時計を見るとゆうに16:00はまわっていた。「大丈夫ですよ。」とにこやかに応対して下さった。
 神門を出て、海側をふとみると、山が見える。桜島であろうか。近くを通りかかった神職の方に、あの山は桜島ですか?と尋ねると、そうですよ。にこやかに答えて下さった。この日は桜島が良く見えるようだ。南埠頭に向い、桜島を眺めることにした。

夕刻、照國神社に到着

夕刻、照國神社に到着
照國神社拝殿

照國神社拝殿
境内から桜島が見えた

境内から桜島が見えた

少々写真ではわかりにくいが....。



南埠頭にて

桜島桜島と小生 照國神社から鹿児島のデパート山形屋付近まで少し歩き、タクシーにて南埠頭に向った。
 埠頭には大型フェリーが止まっていたが、桜島をぼっと眺めるには問題はなかった。しばし桜島を眺め、写真を撮った。タクシーの運転手さんの話では、昼間のほうがよく見えるとのことであったが、夕陽に浮かぶこの日の桜島もなかなの眺めであった。



鹿児島の夜

 レンタカーを借り受ける時間は18:00であり、少々時間もあるので、歩いて店に向ってみることにした。
 12月に入ったということもあって、鹿児島の街もイルミネーションで装飾がなされていた。のんびりこれらを眺めながら歩いた。

イルミネーション

イルミネーション

周りはだいぶ暗くなってきた。
クリスマスツリーも飾られている

クリスマスツリーも飾られている

もう12月である。
石燈籠(いづろ)

石燈籠(いづろ)

天文館方面に向って歩く。


 18:00少し前、マツダレンタカーで車両を借り受けた。当初は軽自動車の予定であったが、リッターカークラスの車両への変更となった。これは事前に連絡を受けており、料金も申し込み時の軽自動車の料金でよいという条件での申し出であったので特に現地でどうのということもなく、スムーズに車両を借り受けることができた。
 一旦ホテルに戻り、車を契約駐車場に預け夜の天文館へ出た。
 向う先は親仁殿の店、山根である。

天文館に繰り出す

天文館に繰り出す
山根さんの入口

山根さんの入口
山根さんの入口2

山根さんの入口2


 飲んでいると、鹿児島で知り合った友人イブさんも駆けつけて下さり、楽しく飲むことができた。色々なお話をし、特に歴史の話は大変面白かった。
 この日いただいたのは、鯖刺し、とんこつ等。ビールもたくさんいただいた。
 翌々日、親仁殿に鹿児島を案内いただくのであるが、その際にイブさんのお宅を訪ねることにした。イブさんは店を出るときに、今度鹿児島に来る時には遠慮せずに(イブさんのお宅に)泊まるようにと勧めて下さった。今回もそのようにお話をいただいていたのであるが、安くホテルを確保できたのでホテル泊まりとしたが、次回はぜひそうさせていただきたいと思う。

 ホテルに戻ったのは、日がかわる少し前であった。翌日は早く行動を起こす予定であるのであるが大丈夫なのであろうか。
 4:00にアラームをセットし風呂に入り、すぐに休むことにした。


12月5日

 4:00にアラームをセットはしたものの、起きるのがきつく5:00起床となってしまい、身支度を済ませ5:30頃の行動開始となってしまった。
 暗い天文館の道を数分歩き、駐車場に向い、車に乗り込む。まずは第1の目的地である大御神社をNaviにセットしようと考えたが、時間を要しそうだったので、最寄駅の日向市駅をセットした。
 かなり走ったのであるが、いっこうに高速の方面に誘導してくれない。以前宮崎に向った時の記憶ではすぐに高速に向ったはずであった。高速の標識を見つけたので強引に高速に乗り宮崎方面に走ったが、すぐに下ろされてしまった。設定を確認してみると一般道路優先となっていた。少々高速代が無駄になってしまったが、有料道路優先に設定しなおして再度高速に乗った。(土日は高速道路料金1000円であるので、距離を走る場合、一般道路優先で走る必要はないのである。)


大御神社

 少々日向市内で迷ったが、9:10頃に大御神社に到着した。
 境内に入ると、神職さんが境内の清掃をされていた。
 御挨拶をさせていただき、拝殿前に進む。まずは参拝させていただき、授与所を覗くが、まだ神社の方はつめておられないようだ。 先ほどの神職さんには境内を撮影させていただく旨を既にお話させていただいたので、カメラをぶら下げて境内を散策させていただいた。
 この日は大変天気がよく、この季節であるのに、歩いていると汗が噴き出してきた。
 この神社様への参拝は2度目(実際は3度目と言ったほうがよいかもしれないが...)である。以前さざれ石を見学させていただいたことを思い出し、そちらに足を伸ばして見る。これまで色々な神社でさざれ石を見学させていただいたが、これほどの規模のさざれ石を見たことはないと、今回見学させていただき、今更ながら頷いてしまう自分がそこにいた。
 少しすると、授与所に神社にお勤めの女性が詰められたようだ。
 以前こちらの神社様の御朱印はお受けしていたのだけれども、御世話になっている神社様や、思い入れのある神社様の御朱印をお受けしている御朱印帳にどうしても御朱印をお受けしたかったのである。
 女性は2名おられ、お一方が小生の御朱印帳を持ち、神職さんのもとに走られ、もう一方がその間お話にお付き合い下さった。
 この地方は台風がよく上陸するとのことだ。社殿は海沿いの断崖絶壁に建っているので波が社殿にかかることもあり、また、境内には海際に柵が張り巡らされているが、時にはその柵を越えて波が入ってくるそうである。また、この方がお勤めになられる前の話とのことだが、台風の風雨で社殿のガラスが割れたこともあると聞いたことがあると話て下さった。参拝したこの日は大変天気が良く、風光明美な神社であるという印象であったのであるが、話を聞いてみるとなんとも荒々しい環境の中に鎮座している神社様なのであった。

大御神社に到着

大御神社に到着
鳥居をくぐり境内へ

鳥居をくぐり境内へ
 
南国情緒漂う

南国情緒漂う
大御神社拝殿

大御神社拝殿
神座方面より拝殿を望む

神座方面より拝殿を望む
 
断崖に立つ社殿

断崖に立つ社殿
神座(かみくら)

神座(かみくら)

瓊々杵尊(ににぎのみこと)が
この岩にて絶景の大海原を
眺望されたとのこと
柱状岩とさざれ石の分岐点

柱状岩とさざれ石の分岐点
高所より社殿を望む

高所より社殿を望む


 10:00頃、大御神社を後にし、一路南に向った。


鵜戸神宮

 途中休憩もせず、車を走らせること約2時間20分、12:20頃鵜戸神宮に到着した。
 鵜戸神宮には何度か参拝させていただいており、境内の駐車場への道も以前こちらにお勤めの女性に伺っていたので、そちらの駐車場に車を止めた。車を出るととても暑い。こちらの神社にお勤めの方のお話ではここ2〜3日このような陽気が続いているのだそうだ。 参道を歩き、特徴ある石段を下り、洞穴の中に鎮座する社殿に向い参拝させていただいた後、先ほど大御神社で御朱印をお受けした、思い入れのある神社様の御朱印をお受けしている御朱印帳に御朱印をお受けすることにした。以前参拝させていただいた際には、神門前の社務所で御朱印をお受けしたのであるが、拝殿前の授与所でもお受けできるとのことだったので、こちらに御朱印をお願いした。この日も参拝者が多く訪れており、なかなか社殿の写真を撮影することが難しかったのであるが、それでもこの日の参拝者は少ないとのこと。土曜日ではあったが、暦を見ると仏滅であった。こういうところに左右されるのはさすが日本人というところであろうか。
 13:30少し前、鵜戸神宮を後にし、宮崎市街を目指し、その後高速を使い、鹿児島市街まで戻ってきた。

鵜戸神宮神門

鵜戸神宮神門

天気よし。
鵜戸神宮楼門

鵜戸神宮楼門

青空に拝殿が映える。
鵜戸神宮拝殿

鵜戸神宮拝殿
玉橋付近より海を望む

玉橋付近より海を望む


照國神社

照國神社拝殿 自動車を返却せねばならないが、その際は満タン返しが鉄則である。その際の給油所は指定されており、その一つは照國神社前のガソリンスタンドであった。
 時間を見ると16:00を少し回ってしまっていた。先日お聞きしたお話では授与所等は16:00までとのお話であったが、参拝には特に問題はないとのことだったので、ここまで来ているので素通りするのももったいないので、拝殿に向い参拝させていただいた。
 余談であるが、サブカメラとして持ってきたE-P1のバッテリーが怪しくなってきた。今回の旅には充電器を持ってきていない。あと2日間なんとか持たせねばならないのであるが...。



鹿児島市街にて

 照國神社前のガソリンスタンドで給油する。ここまでの走行距離は536Km、42.1リッターで燃費にすると12.7Km/l。思ったより燃費はよろしくなかったようだ。さらにガソリンが1リッター130円と少々お高く、途中安いスタンドで給油してくるべきだったと少々後悔した。
 17:00少し前、マツダレンタカーに車両を返却しようと店の駐車場に車を止め、店に入ろうとするが鍵がかかっており担当の方がおられない。連絡先に電話してみると、事故処理で出払っているのだという。鍵をさしたまま置いておいてくれればよいとのことだったので、そのまま車を置き、店を離れた。これでいいのかという不安もあったのであるが、その後連絡もないので、特に問題はなかったのであろう。ちなみに、全走行距離は536.9Kmとなった。


のぼる屋

 この日はほとんど何も食べていないと言ってよい。水分は補給していたが。そこで、昨日の晩に山根さんで知り合った姉様に紹介された、ラーメン屋のぼる屋に行ってみることにした。しかし、場所がわからない。とりあえず、タクシーを拾い運転手さんにのぼる屋までお願いしますというと、すぐに通じ、店の前まで連れて行ってくれた。鹿児島の老舗デパートの山形屋の駐車場の裏手であるので、一度訪ねれば迷うことはない立地に建っていた。
 暖簾をくぐると、旅人であろうか数人の客が食べ終わり席を立つところであった。
 すわるなり、お茶と厚手の沢庵が出された。天文館の”のり一”でもそうだったので、これが鹿児島の文化なのであろうか。メニューは1000円のラーメンしかなく、かなり御年配の女性が麺をゆでてこしらえてくれた。待ち時間は数分で、「どちらから?」「仙台からです。」などと話しているうちにすぐに目の前にどんぶりがやってきた。食してみると思った以上にこってりとしており、たいらげた時には満腹になってしまった。席を立つときに、これをどうぞと、土産にと桜島の写真と、茶色い袋を下さった。桜島の写真の裏にはのぼる屋の連絡先が記してあり、紙袋の中にはみかんとボンタン飴が一箱入っていた。なんとも楽しい心遣いである。

のぼる屋

のぼる屋
厚めに切った沢庵とお茶

厚めに切った沢庵とお茶

鹿児島のラーメン屋の
文化なのであろうか。
のぼる屋のラーメン

のぼる屋のラーメン

 
 その後、山形屋裏の明石屋でかるかんを購入した。5日程日持ちするとのことだ。明石屋はのぼる屋を訪ねる際に乗ったタクシーの運転手さんに勧められた店であった。


山根さんへ

 18:00頃一旦ホテルに戻り、18:30頃山根さんの暖簾をくぐった。
 お酒が入るまえに...。と明日の作戦を立てた。というのは翌日の日曜日は親仁殿はお休みであるので親仁殿の故郷蒲生を案内してくださることになっていたのである。
 ちょっとのんびりした計画で、11:00頃親仁殿宅最寄りバス停に到着したら、親仁殿に連絡を入れることとした。バスは天文館前から乗ることができ、乗車時間は15分くらいとのことなので、翌朝はかなりのんびりできる。
 この日は、さきほど”のぼる屋”でかなりお腹を満たしたこともあったのでおつまみ中心で、きびなごとさつま揚げ、そしてビールと焼酎をいただいた。
 今朝はかなり早くから動き回ったこともあって、長居はせず、20時頃、明日はよろしくお願いしますと言って店を出た。

 山根さんを出て、ホテルに戻る前に明日親仁殿宅に向う際に使用するバスの時間を確認しようと思った。
 天文館バス停でバスを確認すると、かなりの本数がある。特に時間は気にせず、いきあたりばったりで来たバスに乗ればよいようだ。
 バス停を確認後はすぐにホテルに戻り、早めに休むことにした。


12月6日

ザビエル公園ザビエル公園 7:30に起きた。旅先では遅い目覚めかもしれない。天気予報によれば天気は曇り、晴れとのこと。問題はなさそうである。1階ホールに下り、東横イン名物の朝食サービスをとり、8:00過ぎに行動を開始した。
 11:00待ち合わせの割にはだいぶ余裕のある行動開始である。
 ザビエル公園経由して照國神社に向う。
 ついついこの神社さんには足が向いてしまう。



照國神社

 この日は大安。日が良いので沢山の参拝客が訪れていた。お宮参りの家族連れも多いようだ。
 拝殿に向い参拝後、道中安全のお守りをお受けしていないことに気付き、授与所を訪ねお受けした。
今回の旅では照國神社さんへの参拝はこれが最後となるであろう。照國文庫資料館等、少々のんびり境内を散策させていただいた。

照國神社に足が向いてしまう

照國神社に足が向いてしまう
境内を散策

境内を散策
境内を散策

境内を散策
神門前で

神門前で

神社の女性に撮影していただいた。


照國神社界隈散策

 照國神社から数分歩いたところに西郷隆盛像が海をむいて立っている。そういえば今回の旅では西郷さんに御挨拶していなかったと思い、足を向けた。城山町の西郷隆盛像の向いには中央公民館が立ちその前は広場になっていて、そこには西郷さんの愛犬の像がおり、そこで写真をとると、西郷さんの愛犬と西郷さんと一緒に写真に写ることができる。この日は観光ボランティアの方がその場におられ、シャッターを押して下さった。旅の良い思い出ができた。
照國神社から数分

照國神社から数分
西郷さんに御挨拶

西郷さんに御挨拶
西郷さんと記念撮影

西郷さんと記念撮影
西郷さんと記念撮影2

西郷さんと記念撮影2


 時間を見ると10時を回っていたので、親仁殿宅最寄りバス停を目指すことにした。


蒲生八幡神社

 待ち合わせのバス停に着いたので親仁殿に連絡を入れると、数分で迎えに来てくれた。
 一旦親仁殿宅によった後に蒲生の地を目指す。
 初めの目的地は蒲生八幡神社である。
 蒲生八幡神社は、蒲生町町役場の近くに鎮座していた。
 駐車場に車を止め、少し歩くと、石段があり、その上に社殿、そして、石段の向こうに見事な楠木が見えた。
 この大楠は樹齢1500年以上とされ、日本一とのこと。参拝後しばしこの木に見とれた。
 この神社の社務所は休憩所も兼ねており、神社の女性が2人おられ、どうぞお休みになっていって下さいと招いて下さった。
 この建物の2Fからは見事な大楠を眺めることができる。少し高い位置から見る楠木も大変見事なものであった。
 1Fでは休憩することができ、抹茶セットを注文し、少し休憩した。抹茶と焼きかるかんのセットでこちらをお持ち下さいとこの神社さんのお守りを授けて下さった。そして、御朱印もお受けすることができた。
蒲生八幡神社の大楠

蒲生八幡神社の大楠
大楠と親仁殿

大楠と親仁殿
 
大楠と小生(親仁殿撮影)

大楠と小生(親仁殿撮影)
大楠と親仁殿と小生親仁殿と小生

大楠と親仁殿と小生
 
蒲生八幡神社拝殿

蒲生八幡神社拝殿
蒲生八幡神社授与所2階より

蒲生八幡神社授与所2階より
 
休憩

休憩

抹茶セット。
こちらをお持ち下さいと、
お守りを授けて下さった。
蒲生八幡神社の大楠

蒲生八幡神社の大楠
大楠と拝殿

大楠と拝殿

銀杏の葉が舞う。


 蒲生八幡神社を後にして、鹿児島の友人イブさん宅を訪ねた。非常にわかりやすいところであった。
 武家屋敷であったのであろう。大変見事な門構えであった。着くと、御家族も出てこられ、しばし歓談。大変よい御家族であった。立ち去る際、おみやげを手渡して下さった。大変申し訳ない。いつもお世話になってばかりであるのに。
 次回鹿児島を訪ねる際には、またよろしくお願いします。

 

イブさんと親仁殿
 

イブさんと小生



藺牟田池(いむたいけ)

 イブさんの家から少し車で走り、藺牟田池に辿りついた。
 藺牟田池は2005年ラムサール条約湿地に登録されたとのことだ。天気が少々曇り気味で美しい景色とはいかなかったことが少々残念である。
 池に下りて少し歩いてみると、白鳥などの水鳥がたくさんおり、近付いても逃げようとはしない。人なれしているのであろうか。
 親仁殿の車で池の周りを1周してもらった。雨が少なかったらしく池の水位が大変低かった。
 その後、世界一の水車を見学したところで少々お腹がすいてきた。

藺牟田池

藺牟田池

天気が今一つなのが残念
白鳥

白鳥

近付いても逃げない
 
世界一の水車

世界一の水車
世界一の水車

世界一の水車
世界一の水車

世界一の水車
親仁殿撮影(小生)

親仁殿撮影(小生)
 
 藺牟田池から車を走らせること1時間くらい、日置市伊集院町の立ち食いそばあずまので天ぷらそばとおにぎり2個を食した。ここは親仁殿お勧めのそばやだそうで3号線沿いにある。とても美味い。機会があればぜひまた立ち寄ってみたい。

あずまの

あずまの
天ぷらそば

天ぷらそば

おにぎりも2個つけてもらった。



桜島

桜島絶景ポイント 昼食後、親仁殿が桜島の絶景ポイントに連れて行ってくれるという。
 その場所は親仁殿の朝のウォーキングのコースとのことであった。ここからは桜島が大変良く見えた。願わくはすかっとはれていてほしかったというのが素直な感想であった。残念...。

 その後親仁殿宅に一旦もどり、休憩。さすが親仁殿、さっと一品こしらえて下さり、軽く一杯早い時間からやらかしてしまった。



天文館の夜

カラオケ大会カラオケ大会 バスで親仁殿と鹿児島の繁華街”天文館”に出る。一旦ホテルに荷物を置き、親仁殿と界隈を少し散策した。日曜日ということもあって閉まっている店が多い。親仁殿曰く、この日(休日)に限ってしまっているのではなく、閉じてしまった店も多いとのことだ。時代なのかなと言う親仁殿の言葉が今も思い出され、少々寂しく思う。
 夕食におでん屋に入った。味は今一で、親仁殿もお気にめされなかったようで...。ということで店の紹介はしない...。
 その後、鹿児島で出来たお兄さん、お姉さんとの待ち合わせのパブ「きらら」へ。
 仙台からの友人が来るということで、お寿司やおつまみ等沢山持ち込みで用意しておいて下さり、大変楽しい飲み会(カラオケ大会)となった。
 別れ際に、今度来るときもかならず連絡をいれて。と何度も言われ...。旅先でお世話になる友人には感謝しても感謝しきれず、別れもつらく...。


 ホテルには日をまたぐ前になんとか戻った。
 翌日は鹿児島中央駅8:00発のバスで福岡に向い、仙台への帰路に着く。楽しかった旅も翌日で終わりである。
 この日は翌朝6:00にアラームをセットし、眠ろうとしたがなかなか寝付かれず、撮影した画像を眺め少し夜更かしをしてしまった。


12月7日

 6:00起床、本日の九州の天気は良いらしい。身支度を整えた後、6:55に朝食をとってすぐにチェックアウトして市電で鹿児島中央駅に向った。
 鹿児島中央駅電停に着き高速バス乗り場を目指す為に一旦駅舎に入る。その際に鹿児島入りした時に気になった鹿児島中央駅の土産物屋が仮設であった件について、なんとなく事態が飲みこめてしまった。この旅の少し前に鹿児島中央駅の天井の石工ボードが落下して何人かが怪我をした事故が発生した。それに対応するための改修工事が駅全体で行われているようだ。
 鹿児島中央駅西口を出ると、何台かの高速バスが止まっており、乗車予定のバスもその中にあった。行くとすぐ乗車でき、話を聞くと乗客は3人とのことだった。3人乗車すると発車時間を待つことなくバスは発車した。
 バスは途中一度高速道路のSAで休憩をとったのみで走り、11:15頃博多駅に到着した。少々早く出発はしたが、鹿児島市街を抜ける際に渋滞につかまり、時間をロスしたようで、予定より約5分程遅れた到着となったが、まあ誤差と考えてよいであろう。
 さて、あらかじめ立てた計画では博多駅に荷物を一度預け、太宰府天満宮に参拝しようと考えていた。
 以前太宰府天満宮には参拝したことがあったのであるが、行き方を忘れてしまった。以前の巡拝記に目を通してくれば良かったのであるが。荷物をコインロッカーに預けた後、博多駅の観光案内所を訪ね、太宰府天満宮へのルートを聞いところ、地下鉄で天神まで行き、そこで西鉄天神大牟田線に乗り換えればよいとのこと。これに従って移動してみることにした。ただ、天神での乗り換えは少々不親切なように思えた。迷いはしながったが、地下鉄改札から西鉄駅までの経路案内はかなり注意して歩かなければ見落としてしまいそうである。
 11:45発の小郡行きの急行に乗り、二日市で太宰府行きに乗り換え、12:10少し前に太宰府駅に到着した。


太宰府天満宮

 今回の旅では楠に大変縁があるようだ。拝殿に向い参拝後境内を散策していると、巨大な楠の古木と出会った。樹齢1500年との説明が木看板に記されており、先日圧倒された蒲生の楠木の樹齢とほぼ同じである。見入っていると神職の方が足を止めて説明して下さった。境内には楠木が多く、古木も多かったが、昭和40年代に入り、鉄道や高速道路の発達で参拝者が増え、根まわりを踏まれるなどして、残念ながら生き残ることができない古木も多かったそうだ。現在でも境内には楠木が多く楠木の杜であるとのこと。
 こちらの神社の御朱印は以前参拝時に既にお受けしていたのであるが、今回持参した御朱印帳に御朱印をお受けしたいと思い、一度拝殿横の祈祷申し込み所に向った。御朱印の対応をお願いしている間も楠木のことが頭を離れず、その後境内を散策していても、どうしても楠木に足が向いてしまった。
 古木をぼっと眺めていると、あっと言う間に時間が過ぎてしまい、福岡空港に向わなければならない時間になってしまった。

太宰府へ到着

太宰府へ到着
太宰府天満宮参道

太宰府天満宮参道
太宰府天満宮楼門

太宰府天満宮楼門
 
太宰府天満宮拝殿

太宰府天満宮拝殿
太宰府天満宮拝殿

太宰府天満宮拝殿
境内を散策

境内を散策
 
境内を散策 

境内を散策 
境内を散策

境内を散策
境内を散策

境内を散策
 
太宰府天満宮の楠木

太宰府天満宮の楠木

この楠も樹齢1500年とのこと。
太宰府天満宮の楠木

太宰府天満宮の楠木

樹木医による治療跡も
多く見受けられた。
楠木と小生

楠木と小生

通りかかった神社の女性に
撮影していただいた。



帰路

福岡空港にて 14:09発の西鉄天神行きのローカル線に乗り、二日市で天神行き急行に乗り換えて、天神へ。そして地下鉄で博多駅を目指す。ちょうど太宰府に向った時と逆の経路を辿ったことになる。
 博多駅のコインロッカーで荷物を受け取り、地下鉄で福岡空港へ。
 15:00過ぎに博多空港に到着した。すぐにチェックインし、大荷物をカウンター預けた後、手荷物検査を済ませて待合ロビーに入る。
 昼食をとっていなかったので売店でサンドイッチと、生ビールを購入してのんびりと食す。仙台での自宅までの移動は自家用車ではないので特に問題ないであろう。その後出発までの時間、旅のまとめをして過ごした。
 飛行機は18:35頃仙台空港に着陸。その後の乗り継ぎもうまく行き、仙台空港アクセス鉄道の快速仙台行に乗ることができた。
 19:15頃仙台駅着。この日は夕食はいらないと家には言っていたので、仙台駅近くで夕食を済ませ、自宅に向う。
 19:40頃家の玄関をあけることとなった。

 

最後に

 今回は家の用事も兼ねた旅になったが、熊本、鹿児島、宮崎、太宰府の地を、のんびりと巡ることができた。訪れた地名だけみれば非常に強行軍のように捉えられるかもしれない。しかし、実際のところはポイントを絞っているので、訪れた先ではのんびりと過ごさせていただいている。
 そして今回の旅では、いつもに増して、訪れる先々でいろいろな方にお世話になることとなり、友人も増えた。本当に有り難く、そして嬉しいことである。
 日程を調整し、これらの地をまた訪ねたいと考えている。それまで皆さんがお元気でおられることを祈り、今回の巡拝記をしめたいと思う。
 その時また皆さんと歩き、食べ、楽しめることを願いつつ。


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