金蛇さん詣で(一の宮巡拝記外伝 19)

2009.8.14, 2009.8.23、2009.8.29、2009.8.30
金蛇さん詣で(一の宮巡拝記外伝 19)
(金蛇水神社)、(金蛇水神社一番町分霊社)

はじめに

　金蛇水神社は静かな山間に鎮座する、小生の地元の神社さんである。
　また、巳のお姿を御神体としていることもあって、巳年の小生にとって何かと御縁があるのではないかとも思う。
　理由にはならないのであるが、近年忙しかったこともあり、少々この神社様から遠のいていたことは否めない。
　もちろん、この神社様の御朱印は地元ということもあって、既にいただいていたのであるが、思いあって新調した御朱印帳に、お世話になっている神社様や、思い入れのある神社様の御朱印を再度お受けしつつ、お参りさせているということもあったので、この年の夏季休暇中に一度参拝しようと考えていた。
　遠い神社様でもないのに、改めてこのように考えなければ腰があがらないというのもおかしな話ではあるが...。

8月14日

金蛇水神社

　金蛇さんへの到着は、15:30頃となった。
　拝殿に向かい、参拝させていただいてから、社務所にて御朱印をお願いした。
　天気が良かったので、境内を撮影させていただく旨を神職さんにお話しし、境内をカメラをもって散策する。
　神職さんは、特に撮影を制限するものはないので、どうぞそうぞと小生のカメラをみて快諾して下さった。
　金蛇さんの御社殿は、海の方面を向いて建っている。その為参拝させていただいた時間が夕方であったため、逆光となり撮影はかなり難しい状況であった。
　露出補正をすれば、もちろん撮影は可能であるが、そこまでして撮影する必要もないであろう。これまで足が遠のいていたこともあるので、境内を撮影することを目的に近いうちにまた参拝に訪れてもよいであろう。
　御朱印帳をお受けする際に神職の方から、今月末(8月末)の土日の仙台の街中にある、一番町分霊社の例祭のことをお聞きした。
　今年も神輿なども繰り出すようだ。この日は特に予定も入っていないと思われるので、このお祭にも顔を出してみたいと思う。

夕方となり逆光となった

拝殿の鈴

日中は暑くてももう秋である

木陰に入ると涼しい。

8月23日

　この日は日曜日であり、大変天気がよい。
　午前中に予定されていた所用が案外早く片付いてくれたのでこの足で金蛇さんに参拝することにした。

金蛇水神社

　金蛇さんへの到着は11:40頃であり、社殿撮影の際逆光になることもなさそうだ。
　拝殿に向かい参拝後、先日御朱印の対応をして下さった神職さんにお会いした。次週予定される、一番町分霊社の例祭の神事のおおよその時間をお聞きすることができた。
　この日は日曜日ではあったが、参拝客もさほど多くなく、のんびりと撮影をすることができた。
　金蛇さんを後にする際、授与所を訪ね、小さな御守をお受けした。

金蛇さんの白い鳥居	授与所前より	金蛇水神社拝殿正面より
金蛇水神社拝殿	空青し	金蛇弁天社と授与所

最後に

　金蛇さんは地元の神社さんであるのに、少々足が遠のいていた。
　久々の参拝となったのであるが、金蛇さんは以前と変わった様子もなく同じ場所に静かに鎮座している。この神域は時間が止まっているかのようである。またこの神域は、小生にとって日々の忙しさを忘れることができるいくつかの不思議な空間の一つでもあるようだ。
　神社とはそういう場所なのであろうか。
　来週末は、金蛇水神社一番町分霊社の例祭である。今回の参拝で、神事のおおよその時間をお聞きすることができたので、その時間に合わせて参拝させていただきたいと思う。

追記

　8月29日夕方に、金蛇水神社一番町分霊社のお祭に伺うことができた。
　金蛇水神社一番町分霊社は仙台中心部の商店街の一角にいつもはひっそりと鎮座しているのであるが、祭事の時は華やかである。
　仮設のステージ等も準備され、時間刻みでイベントが行われていた。
　小さな神社様の横には仮設の授与所が開かれており、金蛇さんでお見かけする方が授与品を扱っておられた。

　8月30日には、所用で岩沼方面に向かう用事ができたので、金蛇水神社に詣でた。
　この日の金蛇水神社一番町分霊社の例祭ではお神輿等も繰り出すので、こちらに顔を出したい気持ちもあったのではあるが。
　さて、天気は今一つぱっとしなかったのであるが、こちらの金蛇さんには参拝客がずいぶん訪れているようだ。　
　参拝後、授与所を見ると、昨日仮設の授与所におられた方がおられたので、「昨日はお疲れさまでした。」と、顔を出し、少々雑談等...。参拝者が案外多いことを聞いてみると、「今日は日がよいので、御参拝の方もずいぶん来られているようです。」とのこと。
　そういえば、最近暦を、あまり気にしていなかったことに気付く。どうというものではないであろうが、こういうことにも気を回すことができる心の余裕くらいは持ちたいものだと思った。