2005.12.17
三年続けて...(一の宮巡拝記外伝 5)
金華山黄金山神社 |
2005.12.2のことであった。突然、旅の友人小林氏よりメールが入った。
以下抜粋であるが...
師走に入り、仙台はさぞかし寒くなっている事と存じます。
お風邪などひかれてないでしょうか?
こちらは風邪にやられて仕事を休みがちです。
完全に治る前に動き出したら何度もぶり返してしまい、どんどん悪化してきている気がします。
さて、3年連続でお参りすると良い事があるという金華山、忙しさにかまけているうちに今年も残り一ヶ月を切ってしまいました。
今年は如何致しましょうか?
という内容であった。
桜の季節にお参りしようとか、紅葉の季節にお参りしよう等と考えているうちに時期を逸し、気がつくと師走になっていたのである。
(金華山に関しては、三年続けて...(一の宮巡拝記外伝 1)を参照いただきたい。)
早々に連絡を取り、12.17にお参りすることとした。時間を有効に使う為、小林氏は17日、AM5:30仙台着の深夜バスの予約を入れたとのことであった。
2005.12.17
4:30に起床し、5:00過ぎに家をカミサンのロゴを借りて出発した。燃費の関係でフジ丸は使用せず、ロゴを選択した。待ち合わせの仙台駅東口に少々早く着いてしまったので、コンビニで時間をつぶしていると、目の前を深夜バスが通過した。どうやら無事到着したようだ。小林氏と合流し、途中朝食をとり、鮎川には8:20頃到着した。
金華山へは船で移動しなければならない。船の時間を見ると、8:30発の丸中金華汽船の便が丁度あることがわかり、早々に乗船券を購入して、船に乗り込んだ。約25分程の船旅で金華山に到着し、陸に上がると、金華山黄金山神社の参拝者送迎用のバスが港に待機していてくれたので、そのバスで拝殿下の楼門前まで送っていただいた。
金華山黄金山神社
楼門をくぐり、急な石段を上り、拝殿前に進みお参りさせていただいた後、少し境内を散策した。
境内には沢山の鹿がいる。小林氏は、恒例の鹿の餌付けにとりかかった。面白いのでその様子をみようと近寄ってみると、小生も餌をもっていると鹿は思ったらしく、沢山の鹿に囲まれ、挙句の果てにはレンズを舐められるというアクシデントも発生した。(舐められたのはフードのみであったので被害は特になかったが...)
楼門前に戻り、楼門前の授与所に入ろうとすると、小林氏は鹿の餌を追加購入していた。楼門前には鹿が数頭しかいなかったので、また餌付けに挑戦するとのことであった。小生は、授与所に入り、授与品を分けていただいた。お守りと、おみくじをいただいた。ここのおみくじは面白いものがあり、木彫りの鹿がおみくじを加えているというもので、こちらをいただいた。引くと大変よく現状を現していた。少し授与所におられた女性と雑談等をしていると、闘い終えた小林氏が授与所を訪ねてきた。
授与所の女性にお礼を述べ、おみくじを結んだ後、離島する前にもう一度、お参りしておこうということになり、再度拝殿前に進みお参りした。そこでふと、既に何度かこちらの御朱印はいただいていたのであるが、今年もお参りしたという証として御朱印をいただいておいたほうがよいのではないかと思った。前回の隠岐巡拝で御朱印帳のページは一杯になってしまっており、今回は御朱印帳をもって旅にでていなかったので、再度授与所を訪ね、こちらの御朱印帳をお受けし、社務所にて御朱印をお願いした。御朱印は社務所におられた女性が対応して下さった。
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金華山黄金山神社楼門前
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金華山黄金山神社拝殿前
拝殿前の青銅の常夜燈は改修中であった。 |
鹿の群れ
この中の一頭の鹿にレンズを舐められた。 |
おみくじをくわえていた鹿の彫り物
おみくじには的を得た内容が書かれていた。 |
社務所を後にすると、丁度港行きの送迎バスが出るところであったので、そのバスで港まで送っていただいた。
船の時間を聞くと、90分ほど時間があるようであったので、金華山名物の土産物、”のりの佃煮"を購入したのち、港で時間を過ごした。港では、貝(つぶ貝)とりをしているおじさんに、雲丹を
観察させていただいたり、
小林氏は海鳥の餌付けをしたりとのんびりと過した。(以下、観察させていただいた雲丹の画像であるが、撮影後、これらの雲丹は海に帰したことを付け加えておく。)
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ばふん雲丹 |
むらさき雲丹 |
帰りの船は、金華山観光のホエールで、11:40発であった。鮎川には丁度お昼に到着した。
鮎川で昼食をとることにし、前回訪ねた時とおなじ店に入り、鯨焼き定食を食した。鯨の形をしたかまぼこをサービスして下さった。
ナンダコリャ丸
今回の旅のもう一つの目的はナンダコリャ丸に乗船することであった。
ナンダコリャ丸の詳細はインターネット等で検索をかけていいただきたいが、簡単に言ってしまうと、自称ダジャレ日本一のおやじさん(松尾馬笑船長)が、漫談を聞かせて下さりながら、グラスボートで石巻湾内(今日は天気がよかったので外海にも出た。)を案内してくださるというものである。
面白く、楽しい話を聞きながら、約1時間のクルーズを楽しむことができた。
ナンダコリャ丸は、様々なメディアで取り上げられており、この日の2日後には、アイドルグループTOKIOのリーダー城島さんが訪れ、正月特番の撮影をなされるとのことであった。
船から陸に上がっても楽しい話は続いた。
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ナンダコリャ丸で石巻湾クルーズ
サンファンバウチスタ号
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犬の形をした岩
来年は犬年である。 |
ナンダコリャ丸船長
松尾馬笑さん
楽しい漫談ありがとうございました。 |
その地を後にし、仙台駅東口に到着したのは17:00過ぎであった。ここで小林氏とは別れた。次回は5月末か、6月初旬に金華山を散策しようという話となった。
今回は金華山登山(ハイキング)を行わなかった為、体力的
、時間的に余裕があったのでのんびりすることができた。さらに、12月であるのにこの日は大変天気がよく、石巻湾クルーズも楽しむことができ、大変リフレッシュすることができた。