2004.7.10 〜 7.12 梅雨明けの西国 波上宮、與止日女神社、(祐徳稲荷神社)、高良大社、千栗八幡宮、(水天宮(総本宮))、(香椎宮) |
準備は整っていた...
今回の巡拝の計画を立てている時に、神職の方がおられない可能性もあると思われた佐賀の與止日女神社さんには7.11にお参りさせていただく旨を、千栗八幡宮さんには7.12にお参りさせていただく旨を電話にて連絡させていただいた。
那覇の”ゆがふう”のお母さんにも7.10の夜に伺うと連絡を入れた。
このように今回は珍しくトラブルもなく準備も進み、次週から海外出張が予定されていたので、その前にのんびりと巡拝を兼ねて旅をするはずであった。
7月10日
仙台空港へ
今回は仙台空港へは仙台駅からバスで向かうことにした。
家から仙台駅まで歩き、仙台駅からバスに乗り込む。道はすいており、スムーズに流れ仙台空港へ到着。この日の仙台は暑く、仙台駅に付くころにはかなり汗をかいていたが、車内の冷房で汗がひくにはちょうどよい位の乗車時間であった。
空港ではまずはチェックインを済ませ、”ゆがふう”のおかあさんへのお土産を購入した。お土産はずんだ饅頭に決定。沖縄のお母さんは”ずんだ”は何かをあてることはできるか?という遊び心もあり、あえて有名な萩の月や、牛タンは土産の候補から外した。
那覇
那覇空港には定刻通りに到着。
那覇では、夜の部を除き、特に計画を立てていなかった。とりあえず、波上宮にお参りすることにした。
モノレールで県庁前駅へそこから徒歩で波上宮を目指す。さほど離れていなかったのだが、歩くと汗だくになった。この日は湿気も高いらしく、カメラをバックから取り出すとレンズが曇るという状態であった。
波上さんでは、結婚式が行われていた。沖縄の結婚式ではあったが、純和風で執り行われていた。その所為か人が多かったので、写真撮影は断念。明日の朝、沖縄を発つ前に再度お参りすることにして、波上宮を後にした。
この日は本当になにも予定がなかったので、どうしようかと考えたが、国際通りや市場近辺を流してみることにした。
何度か沖縄を訪れているので、場所は把握しているので歩いて移動できないことはないのだが、なにぶんにも暑すぎた。波上宮さんを出たところでタクシーを捕まえてしまっていた。
国際通りや、市場を流し、食べ物や、ガラス製品等、みやげ物を調達し、自宅に送付してもらうことにした。
いつもお世話になる東横イン那覇美栄橋駅は、国際通りから非常に近い。夕方、買い物終了後チェックインし、早速ゆがふうへ向かった。
ゆがふうでお母さんに仙台空港で購入したお土産、ずんだ饅頭を渡し、ずんだとは何かと聞いてみた。はじめ分からないようであったが、箱に枝豆が書いてあったので、すぐにばれてしまった。甘さもおさえられており、枝豆の味もなかなかマッチしており、うけもよかった。仙台ではずんだ餅が非常にメジャーな食べ物であるというお話もした。
ゆがふうと言えば、なんといっても沖縄の家庭料理。お母さんのこしらえるお料理が大変おいしいのですっかりファンになってしまった。
今回は今まで食べたことの無かった”ぐるくん”のから揚げに挑戦してみた。大変香ばしく、お酒のつまみに良くあった。泡盛は、残波を試し、舐める程度ではあったが、数種類利き酒をさせていただいた。次回ゆがふうに訪れたときには、もう少し癖のあるものに挑戦させていただくことにした。
沖縄のお母さん、今回もおいしいお料理ありがとうございました。
ゆがふうのおかあさん 今回もおいしいお料理ありがとうございました。 |
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波上宮
朝8:30過ぎ、ホテルから徒歩で約20分で波上宮に到着した。
境内の撮影をさせていただき、9:30頃、朝のお勤めが始まった。その行事が終わるのを待ち、お守り等をお受けし、波上宮を後にした。
福岡へ
那覇空港へはタクシーを利用したおかげで少々早く着いた。
仙台へのお土産は、国際通り、市場界隈で既に購入し、発送も済ませてしまったので、特に空港の出店を覗く必要もないので、チェックインを済ませ、早々に手荷物検査を受け、待合ロビーに入った。
考えてみれば、今回好物のそーきそばを食べていなかった。待合室横のショップでそーきそばを注文。これを食べながら飛行機の出発時間を待った。
與止日女神社
與止日女神社は佐賀県にある。福岡空港からは高速バスを利用し佐賀市街へ移動し、バスを乗り継いで與止日女神社を目指す作戦を立てていた。
福岡空港から佐賀行きのバスは本数があり、丁度良いタイミングでバスに乗ることが出来た。車内にあるバスの停車場所を見ていると、*高志館高校前で下車すると、徒歩で與止日女神社に向かうことが出来そうなことに気づいた。 高志館高校前でバスを降り、大変暑かったので、バス停近くにあったコンビニでお茶の良く冷えたペットボトルを購入し、與止日女神社を目指した。
一宮巡拝の旅に出るときは、全国一宮という書籍を持ち歩く。この書籍には各一宮神社の地図が掲載されているのであるが、與止日女神社に関して、この地図が大きく誤っていたらしい。かなり迷った後に與止日女神社に到着した。
迷ったのではあるが、それはそれでまた楽しかった。実が大きくなりかけた柿木畑を吹く乾いた風をうけつつ歩くのは大変気持ちよく、またこのように歩くことができる健康にも感謝させられた。
與止日女神社に着き、お参りさせていただいた後に、神社脇にある社務所を訪ね、御朱印をお願いした。年配の男性が対応して下さった。
御朱印をいただいた後、珍しい鳥が境内の楠木で雛をかえしたので、ぜひ見ていって下さいとのこと。
早速行ってみると、数羽の鳥が楠木の枝で寝ているようだ。夜行性のミミズクの一種らしい。
與止日女神社を後にし、福岡へ。来た道と逆を取る。高志館高校前に着くと、丁度福岡空港行きの高速バスが来た。それに飛び乗り、福岡天神で降りた。ホテルは福岡駅前のチサンホテルであるので、天神より地下鉄を使い福岡駅へ。
ショッキングな出来事
(Canon 28-70f/2.8L
USM大破)
明日は、祐徳稲荷参拝後、千栗八幡宮と巡拝して、帰仙する予定であったので福岡駅で、佑徳稲荷神社の鎮座地鹿島までの特急の指定席を購入した後、ホテルに向かおうと駅を出た。
すると、巨大な山笠が展示してあったので写真を撮ろうとカメラバックからカメラを取り出すと、やたらと軽い。不思議に思い見ると、常着していた28-70f/2.8L USMレンズがマウント部分からぽっきりと折れていた。
早足でホテルに向かい、チェックイン後、状況をチェックしてみたが、直るものではない。
カメラ本体に問題はないか心配であったので、持ち合わせていた望遠ズーム(70-200f/2.8L IS USM)を装着し、2,3枚撮影してみた。あくまで感であるが、ピント、露出ともまともそうだ。ふとホテルの外を見てみると、ホテルの前にフジカラーパレットプラザがあった。
閉店まであまり時間がなかったのであるが、そのお店に駆け込み、アクシデントの訳を説明し、今日中の仕上げをお願いした。
テスト撮りした写真の出来は上々で、カメラ本体には問題がないと確信を持った。
閉店間際のお忙しいところご対応いただき、本当にありがとうございました。
しかし、明日は、望遠ズームとCONTAX T-3でしのがなければならないことになった。
中州へ
起こってしまったことをくよくよ考えても始まらないので、中州の屋台へ出かけた。
おでん盛り合わせと、ラーメン、ビールを注文した。
おでん盛りの量が多く、かなりお腹がはった状態となってしまった。
この日はこれで切り上げ、ホテルに戻り寝ることにした。この日は参議院選挙が行われた日で、テレビのどのチャンネルもその話ばかり。速報を見ているうちに眠りについていた。
7月12日
祐徳稲荷神社
朝、ホテルの食堂が開くのを待ち、早々に朝食を済ませ、チェックアウト後、福岡駅に向かう。かもめ3号に乗り込み、祐徳稲荷神社が鎮座する鹿島駅へ。鹿島駅からは、タクシーで祐徳稲荷神社を目指す。交通の便が悪いとのことで、タクシーの運転手さんが名刺を下さった。その名刺には10円玉が貼り付けてあった。この10円で電話して下さいということであろう、大変気の利いたサービスであると感じた。
到着は9:00前、朝早かった所為か、神社の皆さんが境内の掃除をしておられた。授与所が開くのを待ち、お参り後、後朱印をいただいた。
その後のんびりと境内を散策。この神社は大変面白い。境内の建物の配置が立体的である。
ぶらついていてもまったく飽きず、もっと長く散策していたかったのであるが、この後の予定もあるのでそうもいかない。写真もたくさん撮影させていただいたので、後ろ髪引かれるところなれど、鹿島駅を目指すことにした。
バス時刻表を見たが、丁度よい時刻のバスはない。ということで、先ほどのいただいた名刺の電話に電話し、タクシーを呼び、タクシーにて鹿島駅を目指した。
タクシーの運転手さんは久留米出身とのことで、高良大社、千栗八幡宮の場所等をお聞きすることができた。
御神楽殿 | 御本殿 | 御本殿より御神楽殿を眺める |
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香椎宮拝殿 | 香椎宮本殿 | 香椎宮の御朱印 |
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