2013.9.19〜2013.9.23
尾道向島の秋祭りへ
吉備津神社、吉備津彦神社、(向東八幡神社)、(艮神社)

はじめに

小生、今年は数え49歳。地方ルールなのかもしれないが、小生のご近所さんの神社ではこの年を男女ともに厄年としている。
気の持ちようなのかもしれないが、色々あり、プロジェクトで大きくトラぶったのもこの一つだったのかもしれない。
年の初めから金沢出張が続き、仙台-金沢の往復生活。ゴールデンウイークばかりか夏休みもシフト...。
ではあるが例年の向東八幡さんの例祭の約1ヵ月前に、このプロジェクトも鎮火してくれた。
このへんに神様の力が働いているのかもしれないが...。
仕事の山場を乗りきった後、会社側の配慮なのであろう、少し息をつくことができる業務を1ヵ月程担当することになり、その1ヵ月の期間中に溜まった代休や、長期休暇を取得するようにとのこと。
この 長期休暇を向東八幡さんの秋祭り周辺に取得するように計画を立てた。
また丁度都合のよいことに、その業務の勤務地は金沢。業務終了後、直接尾道に移動し、向東八幡さんの例祭と共に長期休暇に突入できるという願ったりな状況となった。


9月19日

金沢での仕事はなんら問題もなく、非常にスムーズに進み、最終日の定時には関連部署に挨拶をすませ、会社を引き上げることができた。
向東八幡さんのお祭りは9月21日が宵宮、そして9月22日が本祭である。
20日は1日余裕があるので、一旦尾道に顔を出し、その後少し東に戻り、岡山の吉備津神社さん、吉備津彦神社さんに参拝しつつ、津山に向かい、友人のレストランで夕食し1泊。
明けて21日朝に尾道向島に向かう計画としていた。
時間にはかなり余裕があるので、のんびりと尾道へ向かう。


9月20日

かなり休みながら移動してきたが、8:00前には尾道市街に入ることができた。
まずは千光寺山に登り、尾道の街にご挨拶と考えたが、ロープウェイの始発は9:00。
あまり体力を使いたくないという考えもあり、歩いて登る選択肢はなかった。少しの間尾道の街の海沿いを流してみる。


艮神社

艮神社艮神社は、ロープウェイの山麓駅のすぐ横に鎮座している。出発の時間まで少し時間があったので、参拝させていただく。



千光寺山

ロープウェイに乗ると、
「おはようございます、あ、お祭りですね。」
と、この時期必ず訪ねていることを御存知のガイドさんにお会いした。
遠い土地で知っている方がおられるというのも何となく楽しい。
この日の尾道、少し曇っていたが、千光寺山の頂上から尾道の街をしばし眺める。
非常に落ち着く尾道の街並み。
なぜか、何かトラぶった後はここに顔だしてほっとしている気がする。

千光寺山へ 千光寺山へ 千光寺山より眺む 千光寺山より眺む


倉敷、岡山へ

前述のようにこの日は津山泊で、その移動途中で吉備津神社さん、吉備津彦神社さんに参拝する計画であったが、時間にはかなり余裕があったので倉敷の街も少しあるいてみることにした。
尾道では少し曇っていたが、倉敷に到着するころには、雲も晴れてくれた。

倉敷にて 倉敷にて 倉敷にて


倉敷散策後、岡山を目指す。
予定通り、吉備津神社さん、吉備津彦神社さんへ参拝する。


吉備津神社


吉備津神社どうしてもスケジュール上、土日参拝となることが多いのであるが、この日は平日。
参拝後、参拝者の少ない境内を歩くことができた。



吉備津彦神社

吉備津神社吉備津神社さんに続き、吉備津彦神社さんに参拝。
参拝後、社務所に顔を出し少し雑談。皆さんお変わりないとのこと。
「○○さん、この時期にこちらにこられたということは、尾道のお祭ですね。」
と、この神社様でもこの話題となった。考えてみれば、毎年、尾道のお祭りにはお邪魔させていただいていることになる。
「次回は2月ですね、お待ちしておりますね。」
とのこと。
次回、年始のご挨拶を兼ねてお参りさせていただくのは例年だと2月。この時期、小生をとりまく環境はどのようになっているのだろうか。
そしてどのようなお願いをさせていただくことになるのだろう。
これもまた、いつもこの時期吉備津彦神社さんを参拝させていただき、立ち去る時にふと考える事である...。



津山にて

岡山から下道を使い、津山に着く。
まずは津山の常宿となったα-1にチェックインの後、カメラセットを持ち散策しながら友人のイタリアンレストランbee's cafeさんを目指す。

津山にて 津山にて 津山にて 津山にて


この日もbee'sさんでは、美味しく楽しいお料理とお酒を楽しませていただいた。

bee's cafeさんにて

bee's cafeさんにて
 
bee's cafeさんにて

bee's cafeさんにて
bee's cafeさんにて

bee's cafeさんにて
今日のおしながき

今日のおしながき
まずはじめにビールで

まずはじめにビールで
大好物のbee'sさんのピザ

大好物のbee'sさんのピザ
今日のメインは舌平目

今日のメインは舌平目

白ワインで...
夜の津山駅

夜の津山駅


9月21日


向東八幡神社

早めに朝食を済ませ、尾道に向かう。
一度、向島に渡り、向東八幡さんにご挨拶。
向島の皆さんは、宮司様はじめ皆段取りがよく、到着の頃には祭りの準備はだいぶできてしまっていた。
少し残務があったようで、青年部の皆さんがなにやら工作を...。
聞くと子神輿につかうクサビを作っているとのこと。少し小生もお手伝い。

向東八幡神社にて 向東八幡神社にて 向東八幡神社にて


尾道にて

手土産や、機材などを置かせていただき、一旦尾道市街へ。
少々チェックインには早かったが、ホテルは対応してくれた。手荷物を部屋に投げ込み、すぐに向島に戻る。
天気は大変良い。今年は天気の心配はなさそうである。(暑いであろうが)

尾道天気よし

尾道天気よし
すぐに向島へ戻る

すぐに向島へ戻る
渡船より

渡船より


向東八幡神社

神社に着くと、恒例の記念撮影がはじまる。皆さんにご挨拶をしながら、一言二言かわす。
皆さん変わりないようで、なによりでした。

神輿が拝殿前へ

神輿が拝殿前へ
記念撮影

記念撮影
記念撮影

記念撮影
記念撮影

記念撮影


17:00になり神輿渡御祭が始まる。

神輿渡御祭にて 神輿渡御祭にて 神輿渡御祭にて 神輿渡御祭にて


神輿が動き始めた。
神様がお移りになられ、お宮を出た神輿は、例年通り、幹線道路を少し進み、一度休憩の後、折り返して御旅所までの短い旅をする。

神輿が動く
 
神輿が動く 神輿が動く 神輿が動く
神輿が動く 神輿が動く 友人達 神輿が動く
神輿が動く 神輿が動く 御旅所にて 御旅所にて


宵宮(夜宮)、直会

宵宮、楽しい時間が過ぎていく。
皆さん本当に楽しんでいるのが分かる。小生も仲間に入れていただき、お酒も少々?(多々)いただいてしまう...。

拝殿にて

拝殿にて
巫女舞の笛を吹かれる宮司様

巫女舞の笛を吹かれる宮司様
友人達

友人達
友人達

友人達

宵宮(夜宮)

宵宮(夜宮)
友人達

友人達
友人達

友人達
出番待ち

出番待ち


今年の祭は、天気にはまったく問題がなさそうである。
心配なのは、気温の上昇と、明日暴れまわる神輿についていくことができるかどうか...。


9月22日

すっきりと晴れた。今日は暑くなる。

尾道水道 御旅所にて 向東八幡神社拝殿


オハケ神事

向東八幡さんのお祭りでは、非常に興味深い神事が執り行われている。
麹の繁殖具合によって、農作物の豊作、不作を占うというもので。
この神事の詳細は、以前執筆した 「祭りの日に(一の宮巡拝記外伝 21)」「歌島郷の祭へ」を参照いただくこととして...。
さて、今年は?

オハケ神事
 
オハケ神事 オハケ神事
 
オハケ神事 オハケ神事 オハケ神事


神事の前のひと時...

練習中
 
練習中
 
練習中

練習中
神事の前のひと時...

神事の前のひと時...
最終確認

最終確認
興味は...

興味は...
お供え物

お供え物


大祭


11:00になり大祭が執り行われた。
今年も、海の幸、山の幸が神様にお供えされ、舞の奉納も例年通り執り行われた。

大祭にて 大祭にて 大祭にて 大祭にて


神輿巡幸

一晩お旅所で過ごされた神様が移られた神輿が動き始めた。
今年は、比較的平坦なコースとのお話しだったのであるが、気温が高く...。

 神輿巡幸  神輿巡幸  神輿巡幸
 
 神輿巡幸  神輿巡幸
 
 神輿巡幸
 
神輿巡幸 
 
 神輿巡幸  神輿巡幸
 
 神輿巡幸
 
 神輿巡幸
 
 神輿巡幸
 
 神輿巡幸
 
 神輿巡幸  神輿巡幸
 
 神輿巡幸  神輿巡幸  神輿巡幸


神輿還幸祭

今年は地元の小学生による子供神輿もくり出した。
大太鼓が一足先にお宮に戻り、威勢のよい音を響かせ、神輿の到着を待つ。
子供神輿に続いて、 神輿がお宮に戻ってきた。
石段を一気にかけあがり、拝殿横で神輿が最後にひと暴れ。最大の見せ場である。
最後には皆手をそらに突き上げ、拍手の渦となった。
そして、神輿は拝殿正面につけられ、神様は神殿へとお戻りになられた。

神輿還幸祭 神輿還幸祭 神輿還幸祭 神輿還幸祭
 
神輿還幸祭
 
神輿還幸祭 神輿還幸祭 神輿還幸祭
神輿還幸祭 神輿還幸祭 神輿還幸祭 神輿還幸祭
 
神輿還幸祭 神輿還幸祭 神輿還幸祭 神輿還幸祭
 
神輿還幸祭 神輿還幸祭 神輿還幸祭 神輿還幸祭
 
神輿還幸祭 神輿還幸祭 神輿還幸祭 神輿還幸祭


祭りの夜に

そして、直会が行われる。
尾道の色々な地域から、神輿を担ぎにきた友人達を向東の青年部のみなさんがねぎらうのである。
語らい、食べ、そして飲む。楽しいひと時である。

祭りの夜に 祭りの夜に 祭りの夜に


皆さん、今年も大変お世話になりました。


9月23日

楽しかった祭りの2日間はあっという間に過ぎてしまった。
とうとう仙台に帰る日となった。
千光寺山に登り、尾道の街を見、次は来年2月頃訪ねることになるであろうかと少し先のことを考える。

尾道発つ前に、いつもお世話になる、海の幸、珍味のかねみつさんに寄り、好物を仕入れる。
こちらでも来年は2月頃とお話しさせていただいた。

最終日 尾道にて 最終日 尾道にて
  
最終日 尾道にて
最終日 尾道にて 最終日 尾道にて 最終日 尾道にて


そして仙台へ。
いつもであれば、ETC割引の関係で、午前0:00をまわった頃仙台宮城インターを出るように計画し移動するのであるが、今年は移動日が丁度休日にあたった。
であるので、特に意識せず、のんびり休憩をとりつつ仙台を目指した。


さいごに

この巡拝記の執筆は、あの暑い日々からだいぶ経ち、今はもう12月となってしまった。そして今年も残すところもあと数日。
先日、尾道から、恒例のみかんが届き、それをほおばりながら、この巡拝記を記している。
今年は出張先の金沢から尾道に向かうという、いつもと違う旅程をとることになったが、むしろそのおかげで、移動自体の負荷は少なかったように思う。
そして、津山、尾道では、本当にのんびり過ごさせていただいた。少々厳しい日々が今年の前半続いていたので大変良い息抜きとなった。
さて、来年は暦の関係で今年よりも祭の時期が早いとのこと。
小生は、ついてまわることができる体力だけは維持するよう努力しなければならない。
皆さん、また来年、祭りの日にお会いできること楽しみにしております。
今年もありがとうございました。


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