2002.9.21 福島方面 御朱印の旅 棚倉都々古別神社、八槻都々古別神社、石都々古和気神社、伊佐須美神社 |
朝5:00に出発して、国道4号線を南下し、福島県東白川郡棚倉町馬場の都々古別神社神社を目指す。
この神社が、一の宮巡拝のスタートとなった。
本当であれば、既に何度となくお参りしている塩竈神社・志波彦神社が一社目となるべきところであるが、
以前お参りの際には一の宮巡拝などとは考えてもみなかった為、あらためて塩竈神社・志波彦神社にはお参り
することとした。
一の宮巡拝に関して、何も知識を持ち合わせていなかったので、9月15日に失礼を承知で棚倉都々古別神社にお電話し、
いろいろとお話をさせていただき9月21日の午前中にお参りさせていただくことにしたのが、巡拝開始日を
決定した理由となった。
棚倉町馬場 都々古別神社
道に迷いながら、10時過ぎ、棚倉町馬場の都々古別神社に到着。(実は、道に迷い、棚倉町八槻大宮の都々古別神社
を先に見つけてしまった。)
鳥居をくぐり、お参りを済ませ、人気のない境内を散策した後、社務所をのぞくと、宮司様のご自宅への
地図が記されていた。
お宅にお邪魔すると、宮司様のご家族のおばさんが対応して下さった。
宮司様に御朱印をいただいているあいだ、おばさんと世間話。
「突然寒くなったのでこたつを出してしまいました。」等々...。
おばさんは、次に向かう予定の都々古別神社(八槻)の宮司様に連絡をとって下さった。
八槻大宮 都々古別神社
馬場の都々古別神社に比べ、神社の大きさとしては小さいが、木々が多く茂り、独特の雰囲気であった。
お参りを済ませ、狛犬や拝殿を見学した後、馬場の都々古別神社のおばさんに教えていただいた、神主様のお宅に伺う。
八槻家の敷地のなかに宮司様のお宅は建っていた。八槻家は、代々都々古別神社の神主をつとめてきた
家系である。住宅は藁葺きで、様々な装飾(画像参照)もなされている。
現在の宮司様は女性の方で、御朱印を頂きたい旨を申し出ると、明るく対応くださり、
「ちょうど今、藁葺きを葺き替えているところなんです。めずらしいので、ぜひ見学をしていってください。」
と勧めて下さったので、しばし見学させていただいた。帰り際、御朱印帳を受け取る際、
「ご苦労さまでした。」
と、深々とお辞儀をされた様子が、印象的であった。
石都々古和気神社
国道を順調に走り、途中でそばなどを食しながら、石都々古別神社に向かう。
地図上わかりやすそうであったが、迷い、やっとのことで到着した。
自動車の停め場所に困り、石川町役場に黙って駐車(土曜日であることでもあるし...)。
石都々古和気神社の拝殿は、八幡山の頂上に立っている。
鳥居をくぐり、山をペースも考えず登る。なかなか拝殿が見えてこない。やっと拝殿にたどりついたころ
にはもう汗だくの状態であった。
お参りを済ませ、社務所を探すが見つからない。山を下り、道沿いを探し回り、やっと発見。
社務所を訪ね、御朱印をいただきたい旨をお話すると、
「きょうはお月見ですよ。かぼちゃでお饅頭をつくってみました。ぜひどうぞ。」
と、お手製の饅頭と熱いお茶をだしてくださった。汗をかいたあとの熱いお茶ののど越しはなかなよいもので、饅頭もたいへんおいしくいただいた。
伊佐須美神社 (新一の宮)
高速道路を使い会津高田の伊佐須美神社を目指す。移動中、福島はなんと広いんだろうと考えさせられてしまった。
伊佐須美神社についたのは、4時少し前。鬱蒼とした森の中に神社は鎮座していた。鳥居の前には果物や野菜の露店
が出ており、家へのおみやげもここで揃えた。
神社では、神職のご年配の女性が対応してくださり、御朱印をいただいている間、神社の中の木や植物についていろいろ
説明して下さった。もう初秋も近いと言う時期に、桜がさいていた。
宮司様ともお話をさせていただき、一の宮のお話を色々と伺った。
宮司様のお話では、この日、午前中にお参りさせていただいた八槻大宮の都々古別神社の宮司様は、ご自宅に居られないことが多いとのことであった。アポイントも入れず、突然お邪魔し、御朱印をいただけたことは、幸いであった。反面、突然お邪魔し、ご迷惑をかけてしまったのではないかとも考えた。
高速道路を使い仙台に向かう。自宅着は18時30分をまわっていた。走行距離も500Kmを越えていた。